プライバシーやセキリュティにも関係する境界ブロック
とフェンス。高さの目安や種類についてお話したいと思います。

境界ブロックやフェンスの必要性は環境によって変わってくるでしょう。お家や外構デザインもオリジナルティを出しながらも地域の雰囲気に溶け込むことが大切です。

ブロックの高さは、前面道路と設計GLの高さの差を考慮しましょう。設計GLより前面道路の敷地境界が200mm低い場合、前面道路+550㎜の高さのブロックを施工すると建屋まわりは設計GL +350㎜がブロックの高さとなります。通常のブロックだと2段弱が地面から見えることになります。通常はこのブロックの高さに、H600からh800㎜のフェンスを施工する事が多いです。

境界ブロックとフェンスで目隠しする場合はどうでしょう。お家の床の高さは設計GL+600程度になる事が多いです。上の設定のように、ブロックの高さが設計GL+350で、H800のフェンスを施工した場合、フェンスの高さは設計GL+1150となります。お家の床の高さは設計GL+600程度になる事が多いので、単純に床から550㎜の高さがフェンスに高さとなります。目隠しのことを考えると、H1000かH1200のフェンスを施工すると床の上で座ってる状態を隠せるくらいの高さになります。

もっと高い目隠し必要な場合は、テラス屋根の前面パネル、スクリーンフェンス、生垣、植木、枕木、オーニングなど色々な方法がありますが、外構デザインの印象が悪くならないようプランニングする事が大切です。